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長崎県土地家屋調査士会

長崎県土地家屋調査士会 支部だより

★諫早支部だより
2004年2月
干拓 諫早支部は、諫早市と周辺8町を合わせた風光明媚で変化に富み広大な土地に育まれた総勢37名の融和と親睦をモットーにした支部です。
 また、会員相互では、知識と技術の向上を図り研鑽の下、日々の業務をこなしています。
 支部上げての事業として、平成14・15年度の2ヵ年に亘り、法務省発注の地図整備作業(1筆対査)を行い、やっと今年完了したのですが、これには全員がローテーションを組み、週2回の割りで作業(割と、重労働との声もありましたが・・・)に当たってきた処です。
 この他に、支部独自の行事として、ボウリング大会や忘年会を兼ねた日常業務の研修会も実施して来たのですが、地図整備作業という優先課題があったため、研修会等その他の活動は結局時間が無く出来ずしまいでした。


干拓 このたびの支部だよりは諫早支部からの発信の番ですが、適当な題材が無いため、諫早地区の話題で、全国的にも有名な諫早湾の埋立て工事に付いて紹介して見たいと思います。
 この諫早湾埋立ての干拓事業は、農林水産省の直轄事業で、諫早湾の湾奥部を潮受け堤防で締め切りその内側を日本一の広大な農地に造成するもので、その面積は1,477haになりますが、この他に調整池が1,710haあるため、総面積は3,187ha(約964万坪)の広大な干拓地です。
なにしろ、この写真を撮るため白木峰高原(諫早市内・多良岳山麓)に行ったのですが、規模が大き過ぎて一枚の画面には入りきらない位でした。
 湾の締め切り工事は、当時のテレビニュースで全国的に有名になった、いわゆる『ギロチン』と呼ばれた外海との遮断工事が平成9年4月に完了し、目下堤防の内側に出来る農地の造成真っ盛りです。干拓


湾締め切りの潮受け堤防は、北高来郡高来町から対岸の南高来郡吾妻町に跨った延長7,050mの一般道路を兼ねたものですが、延々と続く姿は万里の長城も『かくや』と思う程です。
 かつては、日本有数の渡り鳥の飛来地で、干潮時には干潟が見渡す限り広がる豊穣の海だったのですが、今は渡り鳥もほとんど見られなくなり湾の漁業も衰退し、私の個人的な印象ですが、まるで映画の《猿の惑星》でのラストシーン「自由の女神像」が壊れて砂浜に埋まっていた場面、地球の荒廃したあの姿がなんとなく思い出されました。
 この工事により、本当に農産物の国内生産比率が増大し、地元の高潮被害が無くなれば良しとしなければならないのでしょうが、しかし、これ程までに自然破壊をする必要性があったのかどうか・・本当に考えさせられる干拓事業ではあります。
干拓
 写真は、諫早法務局と白木峰から撮った工事中の諫早湾干拓地で、前方に雲仙普賢岳がかすかに見えますが、天気が余り良くなかったためか画面には良く出ませんでした。
 支部だよりとしては、余り適当な内容ではなかったかも知れませんが、写真を伴う行事が無かったためこのような内容になりました。次の機会には諫早支部の活動行事を詳しくお知らせするつもりです。
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